画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2025年12月6日(土)、沖縄県宮古島南方沖における漁船転覆に関連し、海上自衛隊の航空機による災害派遣を実施したと公表した。

この災害派遣は、海上保安庁からの要請を受けて実施されたもの。まず、12月4日(木)4時頃、第十一管区海上保安本部が沖縄県の宮古島南方沖において、乗組員2名の漁船「第八みちたけ丸」が転覆したとの通報を受け、海上保安庁が現場海域の捜索を開始、同日7時40分頃、海上保安庁の航空機が宮古島南方沖約115km付近の海域で転覆している「第八みちたけ丸」を発見した。その後、乗組員の捜索活動を続けていたものの発見に至らないことから、12月5日(金)22時13分に第十一管区海上保安本部長から海上自衛隊 第5航空群司令に対し、上空からの行方不明者捜索に係る災害派遣要請があり、同時刻に受理された。

災害派遣要請を受け、海上自衛隊は12月6日(土)12時30分以降、那覇航空基地を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、上空からの捜索救助活動を実施している。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 沖縄県宮古島南方沖における漁船転覆に係る災害派遣について
 
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