文部科学省は2025年11月28日(金)、総額1兆6,091億円に及ぶ令和7年度予算の補正予算案を公表した。この中で、海洋調査観測研究の推進に関する取り組みに対し20億円を計上することを明らかにした。
文部科学省が公表した補正予算案の事業別資料によれば、日本の深海探査を担う、有⼈潜⽔調査船「しんかい6500」とその⺟船である深海潜⽔調査船⽀援⺟船「よこすか」は就航からそれぞれ36年、35年が経過しており⽼朽化が著しい状態でることから、深海探査能⼒を維持するためには船舶等の適切な保守整備を⾏うことが”急務”であると表現している。
具体的には、「しんかい6500」と⽀援⺟船「よこすか」の老朽化対策、海底地殻変動観測システムの整備、全球海洋観測のための観測フロートの展開、フルデプス対応試料採取探査システムの開発にあわせて20億円を計上する方針。
予算スキームとしては、確保された予算は船舶建造費補助⾦/設備整備費補助金として海洋研究開発機構(JAMSTEC)へ拠出される見通しとなっている。
なお、文部科学省は2025年8月29日(金)に公表した令和8年度予算の概算要求の中でも「しんかい6500」と「よこすか」の老朽化対策として7.35億円を要求、このほか、新たな深海探査母船の設計に関連した予算も要求していた。
情報発表元:文部科学省 - 令和7年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集【関連ジャンル】 船舶 : よこすか 海運事業者 : 海技教育機構












