アメリカ海軍と韓国海軍は2025年11月17日(月)から20日(木)にかけて、韓国・平沢とその周辺海域・空域において、海上対特殊部隊作戦演習「Maritime Counter Special Operations Forces Exercise(MCSOFEX)」を実施した。
MCSOFEXは、米韓海軍が協力してインド太平洋地域の海上安全保障課題に対処することを目的とした二国間演習で、今回は2025年における2回目の実施となった。演習は4日間にわたり行われ、両海軍間の相互運用性と協調性の向上を図った。MCSOFEXは、米国・日本・韓国3カ国による「フリーダム・エッジ」演習に続く形で実施された。
アメリカ海軍からは、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「デューイ(Dewey:DDG 105)」のほか、MH-60R「シーホーク」哨戒ヘリ1機、AH-64E「アパッチ」攻撃ヘリ2機、P-8A「ポセイドン」哨戒機1機が参加した。
演習期間中、参加部隊は洋上、陸上において、入港中の図上訓練、出航前会議、対潜戦訓練、対空戦訓練、共同海上阻止作戦、戦術運動など、多岐にわたる訓練が実施された。これらの二国間訓練を通じて、両海軍の即応態勢の向上、協力関係の強化、海上作戦能力の発展が図られた。
情報発表元：U.S. 7th Fleet - U.S., Republic of Korea Conduct Maritime Counter Special Operations Forces Exercise【関連ジャンル】 船舶 : DDG-105 デューイ 海運事業者 : アメリカ海軍 海運事業者 : 大韓民国海軍
