海上自衛隊とマレーシア海軍は2025年11月11日(火)と11月12日(水)の2日間、南シナ海において日マレーシア共同訓練「MALPAN」を実施した。
訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、戦術技量の向上や両者間の連携強化を目的に実施された。訓練は、11月11日(火)は「停泊フェーズ」としてコタキナバル港内で、11月12日(水)は「洋上フェーズ」として南シナ海で実施された。
海上自衛隊からは、令和7年度インド太平洋方面派遣(IPD25)第4水上部隊として派遣行動中の護衛艦「あけぼの(DD-108)」が、マレーシア海軍からは哨戒艦「スランゴール(Selangor:F176)」が参加、「停泊フェーズ」では立入検査訓練が、「洋上フェーズ」では洋上移送訓練、戦術運動、PHOTOEXが実施された。
なお、訓練にあわせ、11月9日(日)から11月12日(水)までの間、護衛艦「あけぼの」は、マレーシアのコタキナバル港に寄港した。タキナバル寄港中、「あけぼの」乗員は、政府安全保障能力強化支援(OSA)で日本が供与した警戒監視用無人航空機(UAV)を見学するとともにマレーシア海軍とのUAVの運用に関する意見交換を実施している。
情報発表元:海上自衛隊 - 日マレーシア共同訓練(MALPAN)について【関連ジャンル】 船舶 : DD-108 あけぼの 海運事業者 : 海上自衛隊












