防衛省統合幕僚監部は2025年11月4日(火)、中国海軍艦艇の動向として、同海軍の艦艇1隻の大隅海峡の通航を確認したと公表した。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のドンディアオ級情報収集艦「開陽星(796)」とみられる艦艇。11月4日(火)7時頃、鹿児島県・種子島の東約60kmの海域を西進する様子が確認され、その後、大隅海峡を西進し、東シナ海へ向けて航行したことも確認された。
なお、当該艦艇は、2025年9月29日(月)に対馬海峡を北東進し、10月4日(土)には津軽海峡を東進する様子がそれぞれ確認されており、今回の航行はそれらに続く動きとみられる。
今回の動向に関し海上自衛隊は、佐伯基地分遣隊所属の多用途支援艦「げんかい(AMS-4304)」により、警戒監視、情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍












