
防衛省統合幕僚監部は2025年10月10日(金)、中国海軍艦艇の動向として、同海軍の艦艇3隻が沖縄本島と宮古島との間の海域を北進したことを確認、警戒監視・情報収集を行ったことを明らかにした。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「淮南(123)」、同じくルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「開封(124)」、フチ級補給艦「東平湖(902)」とみられる3隻。これらの艦艇は、9月16日(火)から9月17日(水)にかけて、対馬海峡を北東進、9月22日(月)から9月23日(火)にかけて宗谷海峡を東進するところも確認されていた。
今回、3隻は10月10日(金)10時頃に宮古島の南東約2000kmの海域を北西進するところが確認された後、沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡を北進、東シナ海へ向けて航行したことが確認されている。
海上自衛隊は、掃海艇「ししじま(MSC-691)」のほか、那覇航空基地を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を行った。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】