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東京都と岩谷産業は2025年10月9日(木)、東京港での水素燃料電池船の活用に向けた共同事業に向け、「水素エネルギーの社会実装化に向けた水素燃料電池船の活用事業に関する基本協定書」を締結すると公表した。協定締結日は10月16日(木)となる予定。

岩谷産業は、水素燃料電池と蓄電池のハイブリッドで航行する日本初の旅客船「まほろば」を建造、大阪市内から大阪・関西万博会場までをつなぐ旅客船として商業運航を実現した。今回の東京都との事業では、同社が所有する「まほろば」を東京港で運航することで、乗船機会を多く提供するとともに、水素燃料や水素燃料電池船の有用性のほか、東京港の役割等を広く発信するとしている。

「まほろば」の東京港での運航開始時期は2026年度内が予定されている。環境学習イベントや国際的なイベント等での乗船機会も提供される計画。


情報発表元:東京都 - 東京都と岩谷産業株式会社との水素燃料電池船の 活用事業に関する基本協定締結について
 
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