画像提供:U.S. Navy

アメリカ海軍は2024年9月12日(木)、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地(CFAY)において、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マッキャンベル(McCampbell:DDG-85)」の艦長交代式を実施した。同式典では、マイカ・サイボー大佐が前任のジョーダン・スタッツマン中佐に代わって艦長に就任した。艦長交代にあわせて、同艦は第15駆逐隊(Destroyer Squadron 15)から第70任務部隊(Commander, Task Force 70)への所属変更も行われた。

前艦長のスタッツマン中佐はオレゴン州ビーバートン出身で、これまで「マッキャンベル」艦上での勤務に対して乗組員へ謝意を表した。なお、スタッツマンは次の任地として、カリフォルニア州サンディエゴの水上戦学校司令部(Surface Warfare Schools Command)に赴任する予定。

新たに艦長に就任したサイボー大佐は、メリーランド州ボルティモア出身で、2002年に米海軍兵学校を卒業し政治学の学士号を取得。その後、海軍大学院で機械工学の修士号、海軍戦争大学で国家安全保障・戦略研究の修士号をそれぞれ取得している。これまでにアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ミリアス(Milius:DDG-69)」で機関長、「スプルーアンス(Spruance:DDG-111)」では副長、艦長を務めた実績を持つ。


情報発表元:U.S. 7th Fleet - USS McCampbell Holds Change of Command Ceremony at CFAY
 
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