画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2025年9月17日(水)、中国海軍艦艇の動向として、対馬周辺海域を航行する中国海軍艦艇3隻を確認したと発表した。

確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦「淮南(123)」、同じくルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦「開封(124)」、フチ級補給艦「東平湖(902)」とみられる3隻。「淮南(123)」は2025年9月16日(火)22時頃、対馬の南西約80kmの海域を北東進する様子が確認され、その後、対馬海峡を通過し、日本海へ向けて航行したことが確認された。

さらに翌17日(水)0時頃には、対馬の南西約140kmの海域を北東進する「開封(124)」、「東平湖(902)」とみられる2隻を確認。両艦もその後、対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行した。

今回の中国海軍艦艇の動向に対し、海上自衛隊は第2掃海隊所属の掃海艇「ひらしま」、厚木航空基地を拠点とする第4航空群所属のP-1哨戒機により、警戒監視、情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
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