
文部科学省は2025年8月29日(金)、令和8年度予算の概算要求の概要を公表、この中で、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の新たな深海探査母船の設計に関連した予算を請求することを明らかにした。
これは、文部科学省の海洋・極域分野の研究開発に関する取組の中で計画されたもので、「各種探査機の効率的な運用を実現する深海・海溝域の探査・採取プラットフォーム機能を有する新たな母船」を設計するとしている。
文部科学省はこのほか、令和8年度予算の中で、既存の深海潜水調査支援母船「よこすか」や潜水調査船「しんかい6500」の老朽化対策として7.35億円を要求、これら老朽化対策や新母船の設計業務を含む「海洋研究プラットフォームの維持・運用」に係る費用全体では、182.11億円を要求している。
情報発表元:文部科学省 研究開発局 - 令和8年度科学技術関係概算要求【関連ジャンル】 海運事業者 : 海洋研究開発機構