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防衛省は2025年8月29日(金)、令和8年度予算の概算要求の概要を公表した。この中で海自通信基盤へのAI導入に関して、23億円の予算を要求する方針を明らかにした。
令和8年度予算の概算要求の資料の中で防衛省は、AIについて「科学技術の急速な進展による安全保障の在り方の根本的な変化や、人口減少と少子高齢化という、我が国が直面する課題を克服する技術の一つとなる可能性がある」と評価、目標の探知・識別、情報の収集・分析、指揮統制、後方支援業務、無人アセット、サイバーセキュリティ、事務処理作業の効率化等の分野で重点的にAIの活用を図る方針を示している。
海上自衛隊の通信基盤へのAI導入に関しては、同隊の基幹システムに対してAIを活用するための基盤を整備する費用として23億円を計上している。
なお、令和8年度の概算要求では、陸自AI基盤の整備に対しても25億円を計上している。
情報発表元:防衛省 - 防衛省 - 防衛力抜本的強化の 進捗と予算 令和8年度概算要求の概要【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊