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防衛省は2025年8月29日(金)、令和8年度予算の概算要求の概要を公表した。この中で、海上自衛隊艦艇へのトマホーク発射機能の付加についての要求内容を明らかにしている。

海上自衛隊の艦艇へのトマホーク搭載は、現在運用中のイージス艦において計画されているもので、2022年12月の海上幕僚長の記者会見時に明らかにされ、令和6年度予算でも2億円、令和7年度では18億円が計上されていた。なお、トマホークの取得は当初2026年度の予定だったが、これを1年前倒して2025年度となる計画。また、すでにトマホーク運用のための海上自衛官等に対する要員養成教育が開始されている。

今回公表された令和8年度予算の概算要求では、艦艇からトマホークを発射可能とするための艦艇改修用器材の調達や装備工事、装備認定試験を実施する費用として12億円が計上されている。


情報発表元::防衛省 - 防衛力抜本的強化の進捗と予算 令和8年度概算要求の概要
 
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