画像提供:統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2025年8月21日(木)、ロシア海軍艦艇の動向として、ロシア海軍の艦艇3隻が対馬周辺海域を北東進したことを確認したと発表。

確認されたのは、キロ改級潜水艦1隻と、ステレグシチー級フリゲート「グロームキイ(Громкий:335)」と見られる艦艇、バクラザン級救難えい船の3隻。これらの艦艇は2025年8月20日(水)21時頃、対馬の南西約120kmの海域を北東進するところを海上自衛隊が確認した。その後、8月20日(水)から21日(木)にかけて対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したことが確認された。

なお、この3隻は、8月14日(木)から15日(金)にかけて対馬海峡を南西進し、東シナ海へ航行していた艦艇と同一と見られている。

海上自衛隊は、佐世保を拠点とする第3ミサイル艇隊所属のミサイル艇「しらたか(PG-829)」と、厚木航空基地を拠点とする第4航空群所属のP-1哨戒機により、警戒監視および情報収集を実施。


情報発表元:統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
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