
防衛省統合幕僚監部はロシア海軍艦艇の動向として、2025年8月2日(土)、海上自衛隊の艦艇、航空機が、奥尻島の西約50kmの海域を南進するロシア海軍艦艇1隻を確認したと公表した。
確認されたのは、ヴィシニャ級情報収集艦「クリルィ(Курилы:SSV-208)」とみられる艦艇。8月2日(土)から8月3日(日)にかけて、奥尻島西方の接続水域内から渡島大島南西の接続水域内を南進し、日本海で遊弋した。その後、8月9日(土)から8月10日(日)にかけて津軽海峡を東進し、太平洋へ向けて航行したことも確認された。
海上自衛隊は、第45掃海隊所属の掃海艇「えのしま(MSC-604)」と八戸を拠点とする第2航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : MSC-604 えのしま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : ロシア海軍