画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2025年8月7日(木)、中国海軍、ロシア海軍艦艇の動向として、奥尻島の北西海域において両海軍の艦艇3隻を確認したと公表した。

今回、確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「紹興(134)」、フチ級補給艦「千島湖(886)」、ロシア海軍のウダロイI級駆逐艦「アドミラル・トリブツ(Адмирал Трибуц:564)」と見られる3艦。

これらの3艦は8月7日(木)8時に奥尻島のの北西約320kmの海域を北東進する様子が確認された後、その後、8月8日(金)にこれらの艦艇が宗谷海峡を東進したことが確認された。

なお、今回確認された3艦のうち、中国海軍のミサイル駆逐艦「紹興」と補給艦「千島湖」と見られる艦艇は、7月24日(木)に対馬海峡を北東進する様子も確認されている。

今回の3艦の確認にあたり、海上自衛隊は、護衛艦「むらさめ(DD-101)」のほか、八戸航空基地を拠点とする第2航空群のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国及びロシア海軍艦艇の動向について
 
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