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横浜港では2025年7月29日(火)と30日(水)、「小学生のための港内見学会」が開催される。イベントは、みなと祭行事港湾実行委員会が主催するもので、普段は一般の人が立ち入ることのできない港湾施設を見学することができ、自動車専用ふ頭と青果ふ頭の2コースが設けられる。

29日(火)に実施される「自動車専用ふ頭コース」では、海上バス「シーバス」による港内見学ののち、日産自動車の本牧専用埠頭を訪問する。見学では、ロボットや機械を使った自動車組立工程や、自動車専用船の輸送能力や性能について、自動車と船舶の専門家による解説が行われる。

30日(水)に実施される「青果ふ頭コース」では、シーバスでの港内見学のあと、青果ふ頭(出田町ふ頭)を訪れる。果物や野菜がどのような形で輸入され、どのような経路で消費者の手元に届くのかについて学ぶ内容となっており、輸入の流れを身近な青果物を通じて理解する機会が提供される。

両コースとも、9時30分から10時30分までは海上バスによる港内見学を実施し、その後バスで目的地へ移動して見学を行う。解散は12時45分頃を予定しており、横浜駅周辺にて終了する。なお、天候や交通状況により内容が変更となる場合がある。

使用される船舶はポートサービス所有の観光船「シーバス」で、船内では案内ガイドによる解説も行われる。参加対象は小学生とその保護者の2人1組で、各回60人、計120人の募集となっており、応募多数の場合は抽選となる。参加費は無料。応募は往復はがきによる受付で、締切は2025年7月10日(木)必着となっている。

なお、自動車専用船が不在の場合や外気温が高い場合には、屋内施設での見学に変更される可能性がある。


情報発表元:横浜港振興協会 - 【参加者募集】「小学生のための港内見学会」
 
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