画像提供:U.S. Navy

アメリカ海軍第7艦隊は2025年5月16日(金)、揚陸指揮艦「ブルー・リッジ(Blue Ridge:LCC-19)」がニュージーランドの首都ウェリントンに寄港したと公表した。ブルー・リッジがニュージーランドに寄港するのは今回が初めて。ウェリントンへのアメリカ海軍艦艇の寄港は、2021年に。アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ハワード(Howard:DDG-83)」以来となる。

寄港中、ブルー・リッジに乗艦する第7艦隊司令部の幹部らは、ニュージーランドの軍関係者や地域の指導者と会談し、運用即応性の向上、将来の軍事能力の強化、米ニュージーランド間の二国間関係の深化について意見を交わす予定。

ウェリントン寄港を受けて、第7艦隊司令官のフレッド・ケイチャー中将は「今回のブルー・リッジの歴史的な寄港は、米国とニュージーランドが共有する深い関係を示すもの」と述べ、両国および両海軍間の絆を一層強化する機会であると強調した。

また、ブルー・リッジと第7艦隊の乗組員は、艦上バンドによる演奏、地域社会との交流イベント、艦内見学、観光などの各種活動にも参加する予定。寄港中には燃料や物資の補給も行われる。


情報発表元:U.S. 7th Fleet - Blue Ridge Arrives in Wellington, New Zealand for the First Time
 
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 船舶 : LCC-19 ブルー・リッジ
 海運事業者 : アメリカ海軍