防衛省統合幕僚監部は2025年1月6日(月)、中国海軍艦艇の動向として、中国海軍の駆逐艦2隻の宮古海峡の通航を確認したと公表した。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「紹興(134)」と、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦「杭州(136)」と見られる2隻。これらの艦艇は、1月2日(木)22時頃に宮古島の北東約110kmの海域を南進するところが確認された後、沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡の海域を南進、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
海上自衛隊は、掃海艇「くろしま(MSC-692)」と、鹿屋航空基地を拠点とする第1航空群所属のP-1哨戒機、那覇航空基地を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : MSC-692 くろしま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍