ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は2024年12月26日(木)、広島県呉市の呉事業所で建造していたインターエイシアラインズ・シンガポール(lNTERASIA LINES SINGAPORE PTE.LTD)向け3,055TEU型コンテナ船「インターエイシア・テナシティ(INTERASIA TENACITY)」を引き渡した。
「インターエイシア・テナシティ」は、JMUが開発した、ホールド内最大12列×6段、デッキ上最大14列×7段のコンテナを積載することができる3,055TEUコンテナ船。アジア発着・アジア域内での海上輸送量の増加に伴い、中長距離の定期航路への投入を想定し、高い積載能力を確保する一方で、定時運航を可能とする高い航海性能が求められる中、同社技術を駆使し、両性能を高いレベルで実現、従来船に比べて環境性能と運航性能を向上させた船型となる。
「インターエイシア・テナシティ」の総トン数は30,676トン、載貨重量37,160トン、全長は約203.5メートル、航海速力は21.5ノットとなっている。同社は12月初旬にも、インターエイシアラインズ向け新造船として、同型の「インターエイシア・トランセンド(INTERASIA TRANSCEND)」を引き渡している。
情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - 3,055TEU 型コンテナ船“INTERASIA TENACITY”引渡【関連ジャンル】 造船メーカー : ジャパン マリンユナイテッド