函館どつくは2024年12月18日(水)、同社室蘭製作所において、海上保安庁の巡視船「えちご(PLH-08)」の臨時修復工事を実施し、同年11月に完工、11月29日(金)に引き渡していたことを公表した。
巡視船「えちご」は2023年1月18日(水)に新潟県柏崎市沖で浅瀬に乗り上げて座礁、今回の臨時工事はこの座礁事故を受けたもので、函館どつくが受注、室蘭製作所において14カ月にわたる修復工事が実施された。
函館どつくによれば、修復前の損傷個所は船底の広い範囲が損傷していたほか、スクリュー・プロペラも損傷した状態であり、残油等の影響で事前調査も難しく、施工法や船底位置出し等に困難を極めたとしている。修復にあたっては、「佐世保重工業をはじめとするグループ会社が一丸となって無事完工することができた」としている。
情報発表元:函館どつく - 巡視船「えちご」の臨時修復工事完工【関連ジャンル】 船舶 : PLH-08 えちご 海運事業者 : 海上保安庁 造船メーカー : 函館どつく 室蘭製作所