画像提供:大阪市

大阪市は2025年1月5日(土)の10時から13時まで、住之江区南港北2丁目の「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」オズ岸壁周辺において、「令和7年大阪市消防出初式」を開催する。出初式では、消防艇の分列行進・一斉放水も行われる予定。

式典は10時に開式し、機械部隊の分列行進からスタートする。消防車両や警察車両、日本赤十字社車両、さらには消防艇や消防ヘリコプターが順次行進し、参加者や観客にその活動ぶりを披露する。また、市民参加パレードや徒歩部隊の分列行進も行われ、地域防災リーダーや防火クラブの参加者、さらには消防局職員による行進が続く。

10時50分からは火災・救助総合訓練が実施される。この中では木造建物火災の消火訓練、水難救助訓練、大規模災害救助訓練、高層建物救助訓練など、陸・海・空を連携させた高度な訓練が披露される。特に消防艇は水難救助訓練や一斉放水に参加、大阪市消防局の消防艇「ゆうなぎ」や「まいしま」のほか、堺市消防局の消防艇も参加する予定。

一斉放水は11時10分から行われ、陸上の消防ポンプ車による色水放水や、海上の消防艇「まいしま」によるフェニックス放水がフィナーレを飾る。この演目では大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場する予定。

式典終了後の11時20分からは、「市民と消防ふれあいコーナー」が開催される。このコーナーでは、消防車両の展示や地震体験、ミニ消防車との記念撮影、水消火器を使った放水体験など、市民が消防の仕事に触れることができるプログラムが用意されている。また、バッテリーカー乗車体験や応急手当の実演も行われる予定、

今回の出初式では、参加人員1,158名、消防車両53台、消防ヘリコプター2機、消防艇3隻が投入される予定で、大阪市消防局職員のほか市民参加パレードの参加者も含まれる。天候や状況によってはプログラムに変更が生じる場合があるが、当日はYouTubeを通じたライブ配信も予定されている。


情報発表元:大阪市 - 令和7年大阪市消防出初式
 
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