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JR九州高速船は、高速船「QUEEN BEETLE(クイーン・ビートル)」の運航を2024年8月13日(火)から12月31日(火)まで運休しているが、12月3日(火)、この運休期間を2025年1月31日(金)まで拡大すると公表した。

これは、2024年2月、クイーン・ビートル船首部分への浸水が認められたにも関わらずJR九州高速船から国土交通省への報告を実施せず、且つ、日々の異常の有無を報告する航海日誌、メンテナンスログ等にも記載せずに別途浸水に関する管理簿を作成、さらに、2024年5月に、浸水を知らせる警報センサーの位置をずらして運航していたことが8月に発覚した問題に関連したもの。

同社は8月の発覚以降、安全管理体制に関する重大な問題があると判断して9月30日(月)までの運休を決定、払い戻しに対応していたが、その後、これまで11月25日(月)、12月31日(火)まで順次運休期間が延長されてきた。また、事実関係の解明と再発防止策の策定に取り組むべく、9月3日(火)に第三者委員会が設置され、11月21日(木)に調査報告書をJR九州が受領、11月26日(火)には今後の再発防止策等について決定している。


情報発表元:JR九州高速船 - 運休期間の延長について(2024年12月3日現在)
 
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