画像提供:WILLER株式会社

南海フェリーは2024年12月2日(月)、和歌山~徳島間のフェリー航路において、英語でのオンラインチケット販売を開始した。
この取り組みは、WILLER ACROSS株式会社、WILLER MARKETING株式会社と連携して実施されたもので、インバウンド観光客をターゲットとしている。

これまで、フェリーチケットの販売は港や窓口での購入が主流であり、多言語対応のオンライン販売サービスが不足していたため、事前予約ができない不安や受付時の手間といった課題があった。南海フェリーはこれらの課題を解消するため、今回、WILLER MARKETINGが提供する予約基幹システム「WiLLシステム」の多言語販売機能を活用し、フェリーチケットをオンライン上で予約・購入できる環境を整備したとしている。

なお、南海フェリーによる和歌山~徳島間のフェリーは片道約2時間で運航され、1日8往復が運航されている。船舶は「フェリーあい」と「フェリーかつらぎ」が使用され、運賃は大人1名が2,400円から、車両付きで7,200円からとなる。

今後、南海フェリーは英語以外の言語にも対応したオンライン販売の拡大を計画しており、利用者の問い合わせ削減や港での受付業務の効率化を進めるとともに、地域観光の活性化にも取り組む。また、WILLER ACROSSとWILLER MARKETINGは、フェリーチケットのインバウンド向けオンライン販売の拡大を図るとしている。


情報発表元:WILLER株式会社 - フェリー予約を簡単・便利に!和歌山~徳島を結ぶフェリー航路をインバンド向けにオンライン販売開始!
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 南海フェリー