画像提供:今治造船

今治造船グループで、山口県下松市の笠戸島に位置する「新笠戸ドック」は、2024年10月29日(火)、同社で建造していた64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「AFRICAN SANDPIPER(アフリカン・サンドパイパー)」を引き渡した。

「AFRICAN SANDPIPER」は、全長199.98m、幅32.24m、深さ19.3m、載貨重量63,552トン、総トン数36,278トンのばら積み貨物船。共通構造規則(CSR BC&OT)の適用を受けるハンディマックスサイズのばら積貨物船であり、固体ばら積貨物の積載に適した構造とすべく各貨物艙にはトップサイドタンクとホッパータンクを共に設けている。前後方向に開閉するフォールディングタイプのハッチカバーを採用、貨物艙口を大きく確保させ荷役性も高めている。

甲板上にクレーン4基を装備、荷役設備の整っていない港湾でも荷役を行う事も可能。穀物や石炭はのほか、鉄鉱石やセメントといった高比重貨物、スチールコイルや長尺鋼材といった製品貨物に対応するほか、国際海上固体ばら積貨物コード(IMSBC Code)や国際海上危険物コード(IMDG Code)にも適用している。


情報発表元:今治造船 - 64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「AFRICAN SANDPIPER」竣工
 
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