画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2024年10月23日(水)、ロシア海軍艦艇の動向として、対馬海峡を北東進する同海軍の艦艇3隻を確認したと公表した。

今回、確認さたのは、ロシア海軍のウダロイI級駆逐艦「アドミラル・パンテレーエフ(Адмирал Пантелеев:548)」、「アドミラル・トリブツ(Адмирал Трибуц:564)」と、ボリス・チリキン級補給艦1隻とみられる計3隻。3隻は、10月22日(火)10時頃に対馬の南西約120kmの海域を北東進するところが確認された後、対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したことが確認された。

なお、今回確認された3隻のうち、ウダロイI級駆逐艦の2隻に関しては、9月23日(月)に宗谷海峡を東進し、10月11日(金)から14日(月)にかけて、沖ノ鳥島の北東約400kmの海域を西進、沖大東島の南西約70kmの海域を北西進した後、沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進したことが確認されている。

今回の対馬海峡の航行にあたっては、海上自衛隊の掃海艇「ひらしま(MSC-601)」が警戒監視・情報収集を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
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 船舶 : MSC-601 ひらしま
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : ロシア海軍