海上自衛隊は、2024年10月8日(火)から10月18日(金)までの日程で開催された日米印豪共同訓練「マラバール(MALABAR)2024」に参加した。共同訓練は、インド・ベンガル湾に面するヴィシャカパトナムとその周辺海空域において実施された。
海上自衛隊から参加したのは、令和6年度インド太平洋方面派遣(IPD24)第2水上部隊として派遣行動中護衛艦「ありあけ(DD-109)」。アメリカ海軍からアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「デューイ(Dewey:DDG-105)」やP-8A哨戒機が、インド海軍からは駆逐艦「デリー(Delhi:D61)」をはじめとした計5隻の艦艇や潜水艦が、オーストラリア海軍からはフリゲート「スチュアート(Stuart:FFH 153)」 が参加したほか、オーストラリア空軍のP-8A哨戒機も参加している。
部隊指揮官の第3護衛隊群司令 横田和司海将補は、「本訓練ではレセプション、スポーツ交歓及び艦艇見学等の交流を通じて、各国との友好親善を深めるとともに、多くのハイエンドな訓練を実施することで、戦術技量及び参加国海軍との相互運用性の向上を図りました。今後も自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、地域の平和と安定及び海洋秩序の維持・強化のための諸活動に取り組んでいきます。」とコメントしている。
情報発表元:海上自衛隊 自衛艦隊 - 令6年度インド太平洋方面派遣(IPD24)第2水上部隊 護衛艦「ありあけ」の日米印豪共同訓練(マラバール2024)の実施について【関連ジャンル】 船舶 : DD-109 ありあけ 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : インド海軍 海運事業者 : オーストラリア海軍 海運事業者 : アメリカ海軍