海上自衛隊とアメリカ海兵隊は2024年10月21日(月)、護衛艦「かが(DDH-184)」において、F-35B初の着艦に成功したと公表した。
護衛艦「かが」は、10月5日(土)から11月18日(月)までの日程で、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ沖に派遣、F-35B艦上運用試験を実施しており、今回の着艦はこの試験の中で実施されたもの。アメリカ海兵隊の公表によれば、初着艦は10月20日(日)15時15分頃に成功した。
今回、艦上運用試験に使用されるF-35Bは、メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地の第23航空試験評価飛行隊(VX-23)から派遣され、サンディエゴで護衛艦「かが」に乗艦したF35パックスリバー統合試験部隊(Pax ITF)の試験チームに加わっている。洋上での試験は約3週間実施される予定。
今回の試験にあたり、護衛艦「かが」の竹内周作艦長は、「試験は、日本の防衛力を強化するために不可欠且つ極めて重要であり、ITFと共に良い試験結果を得られるよう最善を尽くします」とコメントしている。
F-35Bが現地時間10月20日15時ごろ、初の着艦に成功!!🛩⚓ @USNavy @USMC
矩形の飛行甲板となった護衛艦「#かが」は #F35B の艦上運用に必要な諸元を収集するため、🇺🇸サンディエゴ沖にて米海軍及び米海兵隊の支援を得て所要の試験を実施中です!#自由で開かれたインド太平洋 pic.twitter.com/ar7tVYhSEc
— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) October 21, 2024
情報発表元:United States Navy - F-35B test jet begins sea trials with Japanese multi-functional destroyer in eastern Pacific Ocean
【関連ジャンル】 船舶 : DDH-184 かが 海運事業者 : 海上自衛隊