大阪/釜山航路を運航するパンスター・クルーズは、2024年10月10日(木)に新造船「パンスター・ミラクル」が進水したと公表した。
「パンスター・ミラクル」は、総トン数2万2,000トン、長さ171メートル、幅25.4メートルで、2025年4月に就航予定の新造船。客室は102室設けられ、乗客355人が収容可能となっている。また、254個の20フィートコンテナを積載できる能力を持ち、主な船内設備として、バルコニー付きのオーシャンビューキャビンや屋外プール、ジョギングトラック、VIPラウンジ、マッサージルーム、セラピールーム、サウナ、フィットネス、免税店などが設置される予定。
10月10日(木)の進水式は、韓国・釜山市のテソン(大鮮)造船で実施され、式典には、同グループのキム・ヒョンギム会長など関係者が出席、まずテープカッティングが行われ、その後、国際海事機関(IMO)から船体固有の識別番号と建造プロセスの確認書が授与された。
なお、同船は2023年10月にスチールカットを行い、150個の船体ブロックを船首と船尾に分けて組み立てたのち、2024年9月にフローティングドックで連結、塗装が完了していた。進水式の後は、室内装飾やアメニティの設備工事が進められている。
情報発表元:パンスター・クルーズ【関連ジャンル】