防衛省統合幕僚監部は2024年9月18日(水)、中国人民解放軍海軍の艦艇3隻が沖縄県の与那国島と西表島との間の海域を通航したと公表した。
航行が確認されたのは、レンハイ級(055型)ミサイル駆逐艦「鞍山(103)」、ルーヤンIII級フリゲート「烏魯木斉(ウルムチ:118)」、フユ級高速戦闘支援艦「呼倫湖(901)」とみられる3隻の艦艇。9月18日(水)18時頃に魚釣島の北西約80kmの海域を航行する様子が確認された後、魚釣島の西約60kmの海域を南進、さらに与那国島と西表島との間の海域を南進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
海上自衛隊は、護衛艦「たかなみ(DD-110)」、「せんだい(DE-232)」、補給艦「とわだ(AOE-422)」より警戒監視・情報収集を実施した。なお、同海域では9月17日(火)から9月18日(水)にかけてクズネツォフ級空母「遼寧(16)」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「成都(120)」、「淮南(123)」と見られる3隻の艦艇の通航も確認されている。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : AOE-422 とわだ 船舶 : DD-110 たかなみ 船舶 : DE-232 せんだい 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍