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長崎港と新上五島町の鯛ノ浦港を定期航路で結ぶ五島産業汽船は、2024年9月18日(水)、鯛ノ浦~長崎航路の維持に係る同社の状況について、詳細を公表した。

これは、9月13日(金)付で長崎新聞社等で報道があった内容に補足する形で公表されたもの。鯛ノ浦~長崎航路は、新上五島町有船である「びっぐあーす」と「びっぐあーす2号」の指定管理者として、五島産業汽船が新上五島町から同2隻借受けて運航を行っているが、燃料費の高騰や乗船利用客の低迷により、このまま町有船2隻での運航を続けていては「採算が合わず苦しい状況にある」としている。このため、現行の指定管理者制度の条件では同2隻での運航継続が困難な状況にあると新上五島町に申し出ていた。同社は新上五島町への申し出を行った件は「事業悪化による会社の廃業・事業の閉鎖を前提とした話ではない」と補足している。

なお、五島産業汽船は同日、2024年10月以降の鯛ノ浦~長崎航路の運航ダイヤを公表した。9月末までの夏期ダイヤと同じく1日2往復を設定しているが、鯛ノ浦7時45分発便を除くすべての便で発着時刻を変更する。


情報発表元:五島産業汽船 - 2024年10月からの運航ダイヤ・運航体制につきまして【2024年9月18日更新】
 
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