海上保安庁は、2024年8月25日(日)から9月7日(日)までの期間、フィリピン沿岸警備隊の職員に対する能力向上支援を実施した。
能力向上支援は、海上保安庁のMCT(Mobile Cooperation Team)3名を国際協力機構(JICA)の枠組みでフィリピン・マニラに派遣する形で実施された。
マニラ港では、日本が供与した97m型多目的船における「搭載艇揚降に関する研修」のほか、24m型巡視艇、小型巡視艇における「曳航訓練」、83m型巡視船における「搭載艇揚降・操船訓練」、「ダメージコントロール研修」などが実施された。このほか、船艇乗員に対して「人員搬送法訓練」、「制圧研修」や「安全運航に関する講義」等も実施されている。
情報発表元:海上保安庁 - フィリピン沿岸警備隊に対する能力向上支援(結果概要)【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁