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今治造船グループで、愛媛県今治市に位置する「しまなみ造船」は、2024年9月3日(火)、同社で建造していた40,0000載貨重量トン型ばら積み運搬船「HANDY TRADITION(ハンディ・トラディション)」を引き渡した。

「HANDY TRADITION」は、全長182.93m、幅31m、深さ15m、載貨重量63,564トン、総トン数40,100トンのばら積み貨物船。トップサイドタンクを装備したセミボックス形状のホールド構造を有したばら積み貨物船であり、5ホールド/5ハッチの貨物倉は高比重貨物の隔倉積みを可能としている。石炭/鉱石などばら積み貨物以外にも長尺物、コイル等、多種多様な貨物の搭載や、 トップサイドタンク を活かした穀物輸送にも適した設計となっている。

各クロスデッキ上には合計4基のデッキクレーンと、各貨物倉には省力化/省スペースに優れたフォールディングタイプのハッチカバーを装備、また、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止のための各種規則を満足する機器も装備している。


情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「HANDY TRADITION」竣工
 
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