防衛省は2024年8月30日(金)に、令和7年度予算の概算要求の概要を公表した。この中で、海上自衛隊で運用する想定の小型艦載型UAVの取得に関しての要求予算について明らかにした。
今回の概算要求で取得について明らかにされた「艦載型UAV(小型)」は、水上艦艇の警戒監視・情報収集能力を向上させることを目的としたもの。令和7年度予算の概算要求では、37億円が計上されている。
なお、令和7年度予算では、小型無人機からの防護の観点での研究開発費用も予算計上もされている。洋上の環境に適応し、多数飛来する小型無人機の新たな脅威に対応可能な、艦載型の高出力レーザーシステムを研究する費用として191億円が計上されたほか、防衛関係施設に対する新たなドローン対処器材の導入に別途84億円が計上されている。
情報発表元:防衛省 - 防衛力抜本的強化の進捗と予算-令和7年度概算要求の概要-【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊