画像提供:防衛省

防衛省は2024年8月30日(金)に、令和7年度予算の概算要求の概要を公表した。この中で、スタンド・オフ防衛能力の強化の一環として、潜水艦への搭載を前提とした水中発射型垂直発射装置(Vertical Launch System:VLS)の研究を行う方針を明らかにした。

防衛省が今回公表したVLSの研究は、発射プラットフォームのさらなる多様化や水中優勢獲得のため、潜水艦に搭載可能で、より長射程化された誘導弾を発射できるシステムの獲得を目的としており、この搭載に必要な潜水艦の耐圧殻の研究も含まれている。2025年度から研究を開始し、2029年度までにその成果を検証する予定。

今回公表された令和7年度予算の概算要求では、この研究費用として300億円が計上されている。


情報発表元:防衛省 - 防衛力抜本的強化の進捗と予算-令和7年度概算要求の概要-
 
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