画像提供:東京都港湾局

東京都港湾局は2024年8月22日(木)、東京港・大井水産物ふ頭の冷蔵倉庫群の大規模移転に関して、冷蔵庫群の整備・運営事業者である東京水産ターミナル株式会社に対し都有地の貸付を決定、移転計画を推進する方針を明らかにした。

大井水産物ふ頭の冷蔵倉庫群は、年間輸入水産物の都内取扱高の4割、国内でも1割を占める流通拠点として機能しているが、建設から40年程度が経過し施設の老朽化が進行、東京都は、設備の大規模更新が必要としている。今回、こうした状況を踏まえ東京水産ターミナル株式会社に対し移転用地である都有地を貸し付けることが決定された。

現在の冷蔵倉庫群は、大田区東海5丁目3番の約9.4ヘクタールの敷地に5棟の倉庫で構成されているが、これを、大田区城南島6丁目2番の約9.1ヘクタールの敷地に2棟の民間冷蔵倉庫として移転する。転用地の貸付契約は8月22日(木)に締結済で、2025年2月頃に新冷蔵倉庫の建設工事に着工、2027年中に新冷蔵倉庫が稼働開始する計画となっている。


情報発表元:東京都港湾局 - 大井水産物ふ頭の冷蔵倉庫群が移転します
 
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