海上自衛隊とアメリカ海軍、ニュージーランド空軍の3者は、2024年5月11日(土)から5月13日(月)までの期間、東シナ海において共同訓練「ノーブル・レイブン24(Noble Raven 24)」を実施した。
訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、戦術技量の向上や、各舞台との連携強化を目的に実施された、
訓練には、海上自衛隊からは護衛艦「あきづき(DD-115)」が、アメリカ海軍からはルイス・B・プラー級遠征海上基地艦「ミゲル・キース(Miguel Keith:ESB-5)」が、ニュージーランド空軍からはP-8航空機が参加、LINKEX、対水上戦などの各種戦術訓練のほか、PHOTOEXが実施された。
日本側指揮官を担任した第5護衛隊司令の後藤正寛1等海佐は、「今次訓練を通じて、本部隊は、戦術技量の向上及び参加国海空軍との連携の強化を図りました。また、この多国間共同訓練により、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、同盟国・同志国とともに我が国周辺海域における力による一方的な現状変更の試みに反対する姿勢を顕示し、法の支配による海洋秩序の維持に貢献できたものと考える。」とコメントしている。
情報発表元:海上自衛隊 - 日米新共同訓練(ノーブル・レイブン24)について【関連ジャンル】 船舶 : DD-115 あきづき 海運事業者 : 海上自衛隊