画像提供:九州電力

九州電力、日本郵船、伊藤忠エネクス、西部ガスは2024年4月12日(金)、4社が設立した合弁会社「KEYS Bunkering West Japan株式会社」が保有・運航するLNGバンカリング船「KEYS Azalea(キーズ・アザレア)」で、西日本地域初のShip to ShipによるLNGバンカリングを実施したと公表した。

西日本地域初のShip to ShipによるLNGバンカリングは、4月10日(土)、広島港に入港中の自動車専用船「Daisy Leader(デイジー・リーダー)」向けに実施されたもの。

今回供給されたLNG燃料は、九電グループの「北九州エル・エヌ・ジー株式会社」の戸畑LNG基地から出荷された。同船は、主な発電設備にLNGと重油の両方を燃料として使用できるデュアルフューエルエンジンを搭載、LNGを主燃料として、運転時に排出されるSOx、NOx、CO2を削減する環境性能を備えている。

KEYS Bunkering West Japanは、今後も西日本地域で安全かつ安定的にLNGバンカリングを行い、カーボンニュートラル社会の形成と日本のLNGバンカリング事業の発展に寄与していくとしている。


情報発表元:九州電力 - 「KEYS Azalea」が、西日本地域初のShip to ShipによるLNGバンカリングを実施しました
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 日本郵船