画像提供:九州防衛局

防衛省 九州防衛局は、鹿児島県西之表市の馬毛島で実施している基地施設整備について、2024年4月時点の整備状況・工事作業予定について公表した。

馬毛島における基地整備は、自衛隊が常駐する飛行場施設を備えた基地とする整備計画で、2023年1月から工事に着工している。同基地は、アメリカ海軍 横須賀基地に配備されている空母 艦載機部隊のFCLP(Field Carrier Landing Practice:陸上空母離着陸訓練)にも使用される計画。基地には艦艇の停泊・補給を目的とした係留施設のほか、救難機やエアクッション艇等の揚陸施設など、港湾・沿岸施設も大規模に整備される。

2024年4月に公表された工事進捗のうち、港湾施設整備では、島内に複数設けられる仮設桟橋のうち、「仮設桟橋A」が3月下旬に完成したことが明らかにされた。4月の作業は、3月に引き続き仮設桟橋、防波堤の基礎捨石工事、本体工事、消波堤防・接続施設の基礎捨石工事が予定されている。また、3月工事予定にはなかった消波堤防・接続施設の本体工事も進められる計画。


情報発表元:九州防衛局 - 馬毛島(まげしま)における施設整備について
 
【関連ジャンル】