海上自衛隊とアメリカ海軍、オーストラリア海軍、フィリピン海軍の4者は、2024年4月6日(土)と4月7日(日)の2日間、南シナ海において、日米豪比共同訓練を実施した。
訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、4カ国による海上協同活動(Maritime Cooperative Activity)の一環として実施されたもの。戦術技量の向上や各国海軍との相互運用性の向上を目的に実施された。
海上自衛隊からは、派遣海賊対処行動水上部隊 第46次隊として派遣行動中の護衛艦「あけぼの(DD-108)」が、アメリカ海軍からはインディペンデンス級沿海域戦闘艦「モービル(Mobile:LCS-26)」とP-8A哨戒機が、オーストラリア海軍からはアンザック級フリゲート「ワラマンガ(HMAS Warramunga:FFH-152)」が、フィリピン海軍からはフリゲート艦「アントニオ・ルナ(Antonio Luna:FF-151)」と哨戒艦「ヴァレンティン・ディアズ(Valentin Diaz:PS-177)」が参加、対潜戦訓練、戦術運動、LINKEXなどの各種戦術訓練のほか、PHOTOEXが実施されている。
なお、護衛艦「あけぼの」は、4月13日(土)に派遣海賊対処行動水上部隊 第46次隊としての派遣活動を終了し、佐世保港へ帰港する予定となっている。4月2日(火)から4月5日(金)にかけては、コタキナバル港と南シナ海において、日マレーシア共同訓練も実施していた。
情報発表元:海上自衛隊 - 日米豪比共同訓練について【関連ジャンル】 船舶 : DD-108 あけぼの 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : オーストラリア海軍 海運事業者 : アメリカ海軍