画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部はロシア海軍艦艇の動向として、2024年3月30日(土)から4月1日(月)にかけ、海上自衛隊の艦艇、航空機が、宮古海峡を往来するロシア海軍の艦艇1隻を確認したと公表した。

確認されたのは、ヴィシニャ級情報収集艦「カレリヤ(Карелия:SSV-535)」とみられる艦艇。3月30日(土)6時頃に久米島の西約40kmの海域を南東進するところが確認され、その後、宮古海峡を南東進し太平洋に進出、4月1日(月)にに同海域を西進し、東シナ海へ向けて航行したことが確認された。

なお、同艦艇は、3月24日(日)に山形県の御積島の西側から佐渡島北側の接続水域内を航行し、能登半島北側の接続水域を出域し西進した後、3月27日(水)から3月28日(木)にかけて対馬海峡を南西進したことも確認されていた。

3月30日(土)から4月1日(月)にかけての確認にあたり、海上自衛隊は、第1掃海隊所属の掃海艦「あわじ(MSO-304)」と、第1海上補給隊所属の補給艦「おうみ(AOE-426)」、那覇を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
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 船舶 : MSO-304 あわじ
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : ロシア海軍