特定非営利活動法人「ピースウィンズ・ジャパン」は、2024年1月5日(金)、「令和6年能登半島地震」の被災地支援に関して、船舶を活用した支援活動を開始したと公表した。
「ピースウィンズ・ジャパン」による船舶での物資輸送は、発災翌日の1月2日(火)から開始された。1月2日(火)18時20分、ピースウィンズが所有する「豊島丸」が、停泊していた愛媛県今治市の大三島を出航、途中、島根県沖の海土町にて給油を行い、水や食料のほか、使い捨てカイロ、マスク、生理用品、おむつなどの支援物資を積み込み、1月5日(金)13時頃に飯田港に到着した。
「豊島丸」は、弓削商船高等専門学校の練習船として使用されていた3代目「弓削丸」をピースウィンズ・ジャパンが購入、改称し、2023年12月から同法人所有となっていた船舶。「弓削丸」時代も、阪神淡路大震災の被災地支援救援航海や西日本豪雨災害支援活動などを行なった実績がある。
なお、ピースウィンズ・ジャパンは、今後の「豊島丸」による支援活動について、七尾港と飯田港を往来して物資支援や支援スタッフのサポートにあたるとしている。
情報発表元:ピースウィンズ・ジャパン - 【令和6年能登半島地震】空飛ぶ捜索医療団・船舶による水や食料などの物資支援を開始【関連ジャンル】