防衛省は2023年7月3日(月)、第三管区海上保安本部からの要請により、沖ノ鳥島における行方不明者の捜索に係る災害派遣を海上自衛隊の航空機で実施したと公表した。
この災害派遣は、7月1日(土)5時10分頃、東京都小笠原村の沖ノ鳥島で、護岸工事を実施している民間業者から「作業船の民間作業員1名が行方不明になっており、現在捜索中である」との旨、第三管区海上保安本部へ通報があり、7月2日(日)23時30分、第三管区海上保安本部長から海上自衛隊 第5航空群司令に対し、行方不明者1名の捜索に係る災害派遣要請があり、実施されたもの。
海上自衛隊は、7月3日(月)4時45分以降、那覇航空基地からP-3哨戒機1機を現場に派遣、捜索活動を実施したが、同日11時13分、今後の捜索活動は海上保安庁で対応が可能となったことから、第5航空群司令へ災害派遣撤収要請があり、海上自衛隊の活動は同時刻で終了した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 沖ノ鳥島における行方不明者の捜索に係る災害派遣【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊