防衛省統合幕僚監部は2023年4月10日(月)、中国海軍艦艇の動向として、宮古島の南の海域において、空母「山東(17)」を中心とする複数の艦艇を4月7日(金)、4月8日(土)、4月9日(日)に確認したと公表した。
期間中に確認されたのは、クズネツォフ級空母「山東(17)」のほか、ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「焦作(163)」、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「柳州(573)」、「許昌(536)」、フユ級高速戦闘支援艦「査干湖(905)」とみられる艦艇。4月7日(金)20時頃に宮古島の南約390kmの海域、4月8日(土)20時頃に宮古島の南約430kmの海域、4月9日(日)20時頃に宮古島の南約230kmの海域で確認された。
なお、当該期間中には、空母「山東」の艦載戦闘機による約80回の発着、艦載ヘリによる約40回の発着が確認されており、計約120回の発着艦が確認された。
海上自衛隊は、護衛艦「さわぎり(DD-157)」、「さざなみ(DD-113)」により、情報収集・警戒監視を実施したほか、艦載戦闘機の発着艦に対しては、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させる等の対応が講じられた。
情報発表元：海上自衛隊 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : DD-113さざなみ 船舶 : DD-157 さわぎり 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍
