インドネシアの造船企業であるPT PALインドネシアは、2023年1月19日(木)、同社で建造していた病院船「ラジマン・ウェディオディニングラット(Radjiman Wedyodiningrat:992)」が完成し、インドネシア海軍へ引き渡したと公表した。
「ラジマン・ウェディオディニングラット」は、PT PALで建造される2隻目のインドネシア海軍向け病院船。1隻目は「ワヒディン・スディロフソド(Wahidin Soedirohusodo:991)」として2021年1月に進水、2022年1月から就役している。
船名は、インドネシア人医師であり、1945年の大日本帝国軍政時代に設置された「インドネシア独立準備調査会」の長官も務めていたラジマン・ウェディオディニングラットに由来する。同船はこれまでに、2022年8月に進水、以降は艤装作業等が実施されていた。
情報発表元:PT PAL Indonesia - Kapal Rumah Sakit KRI dr. Radjiman Wedyodiningrat-992 Resmi Perkuat Armada RI【関連ジャンル】