函館どつくは2022年11月7日(月)、第913番船の進水式・命名式を実施する。第1号船台で開催され、開始時刻は14時から。
同社建造の第913番船は、3,000総トン型の鋼製 旅客船兼自動車航送船で、青函フェリー向けに納入される新造船となる。
新造船は、現在就航している総トン数2,949トンの「はやぶさ」ど同程度の船体となる計画。従来のフェリーと船首の形を変え波の抵抗を低減、船尾船底の構造なども大幅に見直し、荒れがちな青森~函館航路の波による揺れを抑える構造となる。また、推進部のスクリューやエンジンは最大出力時の燃料効率を運航中のフェリーより1割程度向上、客室に伝わるエンジン音も軽減される予定。
函館どつくでの進水式は一般に公開されており、見学が可能となっている。なお、見学する場合は、進水式の開始10分前までに入構する必要がある。
情報発表元:函館どつく - 第913番船 進水式のご案内【関連ジャンル】 海運事業者 : 青函フェリー 造船メーカー : 函館どつく 函館造船所