大阪/釜山航路を運航するパンスター・クルーズは、2022年8月17日(水)、釜山~大阪航路に導入する新造船について、その詳細を公表した。同社は大阪・関西万博が開催される2025年に就航させる予定。
新造船は、総トン数2万2,000トン、全長170m、定員は乗客353人、乗組員46人の計399人となる計画。7月11日(月)に韓国の大鮮造船と建造契約が締結されており、パンスターへの引き渡しは2024年末となる予定。パンスターが新造船を導入するのは今回が初めてで、釜山港での湾ナイトクルーズも予定されている。
船内は、全ての客室にバルコニーが設けられ、マッサージルームやセラピールーム、サウナ、フィットネス、寿司バー、カフェテリアなどが設けられる予定。デッキには、屋外プールやジョギングトラック、宴会場などが設けられる。
また、韓国建造のフェリーとしては初めて、ディーゼルエンジンに電気モーターと発電機能を追加、燃料消費と排ガスを大幅に減らす「エコハイブリッド推進方式」を導入し、船体の揺れを最小化するフィンスタビライザーも設置するとしている。
情報発表元:サンスターライン - パンスターグループは7月11日に韓国の大鮮造船と建造契約を締結して、大阪・関西万博が開催される2025年に釜山~大阪航路に就航させる計画です。【関連ジャンル】 海運事業者 : パンスター・ライン