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青森/函館航路を運航する青函フェリーは、2022年7月1日(金)乗船分から、運賃の改定を実施する。今回の改定では、旅客運賃と一部の乗用車航走運賃が値上げとなる。

改定理由について青函フェリーは、国際海事機関(IMO)の決定により国際的な船舶燃料の環境規制強化が2020年1月から開始され、同社においても環境規制に適応した燃料を使用し経費節減に努めてきたものの、諸般の情勢により稀に見る高推移での燃料高騰の影響から、全てを内部吸収のみでは「限界を超える」と説明、値上げを決定したとしている。

旅客運賃は、これまで通常期大人1,800円だったところ2,100円、繁忙期は大人2,200円だったところ2,600円に値上げされる。このほか、各小児運賃、学生運賃も320円から150円の幅で値上げとなる。

乗用車航走運賃は、4m未満、4m以上5m未満、5m以上6m未満の車両を対象に値上げとなる。最大の値上げ幅となる、繁忙期の5m以上6m未満の車両は21,900円から22,800円へ900円の値上げ、最少の値上げ幅の通常期の4m未満の車両は14,200円から14,900円と700円の値上げとなる。バイクや6m以上の車両については現行の運賃から変更されない。


情報発表元:青函フェリー - 旅客運賃、乗用車航走運賃改定のご案内(2022年7月1日ご乗船分より)
 
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