岩手県宮古市と株式会社さとふるは、2021年7月16日(金)から9月30日(木)までの期間、クラウドファンディングサイト「さとふるクラウドファンディング」において、新遊覧船の建造費に係る資金募集を実施している。
クラウドファンディングで建造される遊覧船は、岩手県宮古市にある国指定名勝「浄土ヶ浜」で運航されていた「浄土ヶ浜遊覧船」の再会を目指して建造されるもの。浄土ヶ浜遊覧船は、58年間に渡り運航されていたが、東日本大震災による船の流失や現存船の老朽化などにより、2021年1月に運航を終了していた。
運航の再開は、市民や観光関係者から再開を望む声が市へ多数寄せられたことから決定されたもので、宮古市は浄土ヶ浜での遊覧船運航を2022年7月から再開する予定。遊覧船の建造費用は約2億2,000万円で、建造費用の1割にあたる2,200万円を目標に寄付を募集している。
なお新造船は、横波に強く、デッキスペースを十分に確保できる双胴船とされ、車椅子の利用者でも乗船できるよう、昇降型出入口や、バリアフリー設備も設置される。
■さとふるクラウドファンディング – 【第1弾】笑顔と希望を乗せて再出航!「遊覧船」運航プロジェクト!
情報発表元:株式会社さとふる - さとふると岩手県宮古市、新たな遊覧船の建造費用を募るため寄付受け付けを開始【関連ジャンル】