画像提供:Förde Reederei Seetouristik Iberia S.L.U.
佐渡汽船は2021年7月12日(月)、売却予定の高速カーフェリー「あかね」について、これまで「未定」としていた船舶引渡日を7月14日(水)に決定したことを明らかにした。
「あかね」の売却は、急速に進行する佐渡島内の少子高齢化や観光客の減少等による輸送人員等の減少により、慢性的な赤字を計上している小木/直江津航路の収支改善を目的としたもの。2020年7月に方針が決定され、2021年3月20日(土・祝)をもって定期運航を終了していた。その後、6月25日(金)の取締役会において、30億5,000万円でスペインのフェリー運航会社「FRSイベリア」へ売却することが正式に決議された。
なお、FRSイベリアの公表によると、「あかね」は同社へ引き渡された後にスペインへ回航され、8月にスペイン南部のアルヘシラス港へ到着、FRS社の塗装へリペイントされる計画。同社は「あかね」の船名を「レヴァンテ・ジェット(Levante Jet)」に改め就航させる予定。
情報発表元:佐渡汽船 - 船舶引渡日の決定について【関連ジャンル】 船舶 : あかね 海運事業者 : 佐渡汽船