防衛省は2021年5月28日(金)以降、第六管区海上保安本部からの要請により、来島海峡における行方不明者捜索に係る災害派遣を実施している。
この災害派遣は、5月27日(木)23時55分頃、愛媛県今治市の北西約3km沖の来島海峡において、プリンス海運が運航する日本船籍の貨物船「白虎」と、マーシャル諸島戦績のケミカル船「ウルサン・パイオニア(ULSAN PIONEER)」が衝突、「白虎」が転覆・沈没に至ったことで、行方の分かっていない同船乗組員3人の捜索を行うもの。
5月28日(金)3時30分に第六管区海上保安本部長から海上自衛隊呉地方総監に対し災害派遣が要請され、同日9時44分以降、岩国航空基地を拠点とする第111航空隊のMCH-101ヘリコプターが現場海域の捜索を実施した。
11時18分以降は、阪神基地を拠点とする第42掃海隊の掃海艇「つのしま(MSC-683)」、呉基地を拠点とする第3掃海隊の掃海艇「みやじま(MSC-690)」」が海上捜索を実施、また、横須賀基地を拠点とする第2潜水隊群の潜水艦救難艦「ちよだ(ASR-404)」が7時2分に横須賀を出港、現場に向かった。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 愛媛県今治市来島海峡における行方不明者捜索に係る災害派遣【関連ジャンル】 船舶 : ASR-404 ちよだ 船舶 : MSC-683 つのしま 船舶 : MSC-690 みやじま 船舶 : 白虎 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : プリンス海運